化粧水は使う意味がないは嘘！？実際に使わなかった人の結果がヤバイ

化粧水はスキンケアグッズの中でも欠かせない商品となっており、肌の失われた水分を補ってくれる効果があります。

しかし、一部の専門家や医師の方々からは化粧水は使う意味がないと言われていたり、それは嘘だと言われていたり、さまざまな憶測が飛び交っています。

そこで本記事では、化粧水は本当に必要な化粧水なのか、公的機関の研究結果に基づいて解説します。

逆に化粧水を使用しなかった人の肌の状態も解説するため、化粧水を使用するべきかわかるようになるでしょう。

化粧水を使う意味がないは嘘？

化粧水を使う意味がないのは一概に嘘とは言えませんが、基本的には化粧水は使用した方がスキンケアに期待できるでしょう。

なぜなら、肌の保湿成分は2種類あり、そのうちの1つであるヒューメクタントは化粧水に多く含まれている場合が多いからです。

日本人の肌は外国人と比べて角質層が薄く、皮脂分泌量が多いという研究結果が厚生労働省の産業医学研究所の調査によりわかっています。

肌の保湿成分のもう1種類は油溶性の化粧品に含まれている場合が多いエモリエントと呼ばれる成分ですが、皮脂分泌量が多い日本人は油溶性の成分だけ摂取すると油分が過剰になり、肌荒れする可能性が高まります。

そのため、油分だけでなく水分を摂取できる化粧水を使用する必要があるのです。

また、化粧水は化粧用コットンと同時に使用して保湿すると化粧水を手でなじませる時と比べて水分保持能を高める効果が認められています。

化粧水を使用した方が良いのはもちろん、化粧用コットンと組み合わせることでより保湿機能を高めてスキンケア効果に期待できます。

化粧水がいらない科学的根拠はある？

化粧水がいらないという科学的根拠はありませんが、国立病院機構東京医療センター形成外科長の落合博子氏は、化粧品を使う意味はあまりないと発言しています。

理由は化粧水が角質本来の機能を乱して、肌を弱めてしまうリスクがあるからと述べており、化粧水による疑似的な水分補給は水分が十分あると勘違いするために生成が抑制され、自力でうるおいを保てなくなる恐れがあるそうです。

参考：東洋経済オンライン

化粧水と水は何が違うの？

化粧水は水を使用しているため、化粧水と水の違いがわからない方も多いでしょう。主な違いは以下の通りです。

化粧水は水に加えてグリセリンやワセリンなどの成分が含まれており、通常の水と比べて保湿機能や肌荒れ防止につながる効果があります。

化粧水を使う意味がないと言われる理由

化粧水を使う意味がないと言われる理由は以下の通りです。

肌への摩擦で肌荒れするから

化粧水を肌に塗る際は手やコットンで塗る人が多いですが、肌を強く押し付けて塗ってしまうと肌と手に摩擦が生じてしまい、肌荒れの原因になります。

そして、スキンケアをしているのに肌荒れが加速していることを理由に化粧水はいらないと言われるケースが多くなります。

対策として、化粧水を塗る際は優しくなじませるように塗りましょう。

水分は肌へ浸透しないから

肌はバリア機能があり、化粧水を塗っても表層の0.01〜0.03ミリの角質層までしか水分が届きません。

そのため肌の奥に届くと言っても表面がうるおうだけで、本当の奥は改善できないので化粧水を使う意味がないと批判されるケースが多いのです。

しかし、肌の表面は日常生活で必ず人に見られる部分であり、表面が乾燥していたりシミができていたりすると印象が悪くなってしまいます。

化粧水を使用しながら表面をケアし、角質層より奥のケアは日常生活で水分を摂取したりビタミン群を摂取したりするのがおすすめです。

化粧水が蒸発すると乾燥するから

化粧水は塗るだけだと水が蒸発してより乾燥させてしまう場合があります。保湿機能を持ち合わせているのにも関わらず乾燥すると使用している意味がないので、いらないと言われるケースがあります。

化粧水の効果は肌を保湿するだけでなく、肌を柔らかくして次のスキンケア効果を高める役割もあるため、乳液や美容液など他のスキンケアグッズを使いやすくするための商品と理解しておくとより高い効果を得られやすいスキンケアができるでしょう。

化粧水は実際つけたほうがいいの？

化粧水は使用した方がいいデータや使用しなくても良いデータがあり、実際はどっちを信じればよいかわからなくなっている方も多いでしょう。

そこで、化粧水を使用した方がいい人と使用しなくていい人に分けて解説します。

化粧水を使った方がいい人

化粧品を使用した方がいい人はほぼすべての人に当てはまり、理由は以下の通りです。

化粧水を使用しないと角質層の水分が不足して肌荒れが起き、お風呂上りや洗顔後は肌が乾燥しやすくなるためさらに肌荒れが加速する可能性があります。

肌が乾燥すると、肌が乾燥を抑えるため毛穴から皮脂が分泌されます。皮脂が分泌され過ぎると角栓の原因となり、毛穴の黒ずみへつながるでしょう。

ほとんどの人は化粧水を使用しないと毛穴の黒ずみやニキビなど、1度発生すると改善に時間がかかる症状が発生してしまうため、化粧水を使用した方がよいでしょう。

化粧水を使わない方がいい人

多くの人は化粧水を使った方が将来の肌の悩みを改善できますが、以下の人は無理に化粧水を使用しなくてもよいかもしれません。

化粧水を使用しなくてもいい人は生活リズムが規則正しく、ビタミン群の栄養などバランスの良い食事ができる人が当てはまるでしょう。

化粧水を使わないと肌はどうなる？悩み別に解説

化粧水を使用しないと肌はどうなるのか、肌の悩み別に解説します。

化粧水を使わないとニキビはどうなる？

日常生活で付いた肌の汚れを水を使用した洗顔では落としきることが難しく、肌荒れする原因となる可能性があります。

ただ、ニキビは化粧水を使用しただけでは対策できない可能性があり、洗顔やクリームなど、他のスキンケア用品も組み合わせて使用するとよいでしょう。

化粧水を使わないとシミ・くすみはどうなる？

化粧水を使用したスキンケアをしないと紫外線の防止ができず、シミ・くすみができやすくなってしまいます。

シミ・くすみの原因は紫外線の受け過ぎが8割と言われており、その他にも加齢や乾燥など、スキンケアなしでは対策できない肌の悩みです

化粧水を使わないと毛穴はどうなる？

皮脂が過剰分泌している脂性肌の人は特に角栓が溜まりやすく、いちご鼻になる可能性もあるでしょう。

毛穴汚れは顔の中でもわかりやすく出てしまい、詰まってしまうとニキビにつながります。

30代以降の人は皮膚たるんで毛穴が広がり、たるみ肌になる可能性が高いです。

化粧水を使わないと肌質はどうなる？

肌は年齢を重ねていくごとに水分量が低下していくので、保湿をしないと肌がカサカサになり、肌荒れにつながります。

保湿はスキンケアの中で最も重要と言っても過言ではなく、化粧水をぱしゃぱしゃ付けるだけで簡単に対策できるため初心者の人にも始めやすいスキンケアです。

化粧水を使わなかった人の体験談

化粧水を使用しないスキンケアについては、上記の動画で4ヵ月使わずにスキンケアした人の結果が参考になります。

結果として乾燥肌が改善せず、顔のいたるところにできものが発生してしまい、4ヵ月でやめたようです。

再び化粧水を使用し始めるとできものが改善したので、多くの人はやはり化粧水を使用した方が肌荒れを防げるでしょう。

化粧水を使用している美肌芸能人

化粧水を使用している人は芸能人も多く、美肌芸能人の方もいます。そのため、化粧水を使用したからといって必ずしも肌荒れに繋がるとは言い難いでしょう。

本記事では、以下の人が使用している化粧水を紹介します。

石井美保さん

石井美保さんはレタッチいらずの美肌を持つ人で、私も使用しているオルビスユードットを使用していました。

オルビスユードットはオルビスというブランドのシリーズ商品で、「オルビスユードットローション」が化粧水に当たります。

オルビスユードットローションは手のひらに乗せるとすぐ垂れてしまうほどさらさら感が強く、ベタベタせずにすぐ肌へ馴染んでくれます。

美肌効果に期待できるトラネキサム酸も含まれており、私も愛用しているのでぜひ使用してみてください！ちなみに初回限定で3つの商品が1,200円で購入できます。

本田翼さん

本田翼さんは自身のYouTubeチャンネルの配信でヒト幹細胞培養液を使用し、アンチエイジング効果に期待できるStem Beauteを使用していると話していました。

ただ、Stem Beauteは他のブランドと比べて価格が10倍以上するため継続して購入するのは難しく、まずは化粧水・クリーム・洗顔の3つの商品を1,200円でお試し購入できるオルビスユードットがおすすめです。